数学史年表

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 各関連記事から、より細かい年表を見ることができます。

原始時代
B.C.30万年頃

 数、大きさ、形といった数学的概念が生まれた。

 数学者に関しては、誕生年を太文字表記しています。

古代
B.C.1850頃(エジプト)

 古代エジプトで、ピラミッドの勾配や土地の面積といった、実生活に基づいた数学が発展。

B.C.1750頃

 バビロニアで、二次方程式や平方根といった抽象度の高い数学が扱われる。

B.C.1000年頃

 インドで、儀式に関する平面幾何の研究やブラーフミー数字が誕生する。

B.C.625年頃(ギリシャ)

タレス(~B.C.547頃)

  • 万物は水
  • 数学で初めて証明
B.C.582年頃(ギリシャ)

ピタゴラス(~B.C.500頃)

  • 万物は数
  • 三平方の定理を証明
B.C.500年頃(ギリシャ)

アナクサゴラス(~B.C.428)

  • 牢獄で「円の方形化」問題に没頭。
B.C.490年頃(ギリシャ)

ゼノン(~B.C.430頃)

  • アキレスと亀をはじめとするパラドックスをいくつか提起した。
B.C.470年頃(ギリシャ)

ヒポクラテス(~B.C.410頃)

  • 月形図形の研究をした。
B.C.460年頃(ギリシャ)

ヒッピアス(~不明)

  • 円積線の研究をした。

デモクリトス(~B.C.379)

  • 錐体の体積が、柱体の$~\displaystyle \frac{1}{3}~$であることを示した。
紀元前5世紀中頃(ギリシャ)

ヒッパソス(~不明)

  • $~2~$の平方根が無理数であることを提起した。
B.C.428年頃(ギリシャ)

アルキュタス(~B.C.360頃)

  • 立方体倍積問題を、3次元の作図によって解いた。
B.C.427年(ギリシャ)

プラトン(~B.C.347)

  • アカデメイアを創設し、ギリシャの学問の中心的存在となった。
B.C.415年頃(ギリシャ)

テアイテトス(~B.C.369)

  • $~2~$の平方根が無理数であることを示した。
B.C.408年頃(ギリシャ)

エウドクソス(~B.C.355頃)

  • 比例論や取り尽くし法を発見した。
B.C.390年頃(ギリシャ)

ディノストラトス(~B.C.320頃)

  • 円積線が書ければ、円の方形化ができることを証明した。
B.C.384年(ギリシャ)

アリストテレス(~B.C.322)

  • 証明の手法や言葉をまとめ、数学の学問モデルを確立した。
B.C.380年頃(ローマ)

メナイクモス(~B.C.320頃)

  • 円錐曲線を発見した。
B.C.330年頃(ローマ)

ユークリッド(~B.C.275頃)

  • 著書『原論』にこれまでのギリシャ数学についてまとめる。
  • ピタゴラスの定理の証明
B.C.287年(ローマ)

アルキメデス(~B.C.212)

  • $~\pi~$の近似
B.C.262年(ローマ)

アポロニウス(~B.C.190)

  • アポロニウスの円
  • 円錐曲線
B.C.200年頃

 中国で、『九章算術』や『周髀算経』が書かれ、負の数が初めて扱われる。

85年(ギリシャ)

プトレマイオス(~165頃)

  • トレミーの定理
中世
476年(インド)

アールヤバタ(~550)

  • 正弦の表
598年(インド)

ブラフマグプタ(~668)

  • ブラフマグプタの公式
788年(イスラム)

アル・フワーリズミー(~850)

  • 二次方程式の解法
  • アラビア数字の伝播
14世紀~16世紀
1501年(イタリア)

カルダノ(~1576)

  • 3次方程式の解の公式(1545)
1510年(イギリス)

レコード(~1558)

  • 「$~=~$」の導入(1557)
1522年(イタリア)

フェラリ(~1565)

  • 4次方程式の解の公式(1545)
1550年(イギリス)

ネイピア(~1617)

  • 対数の発見
1588年(フランス)

メルセンヌ(~1648)

  • メルセンヌ数
1598年(イタリア)

カヴァリエリ(~1647)

  • カヴァリエリの定理
17世紀
1601年(フランス)

フェルマー(~1665)

  • フェルマーの小定理
  • フェルマーの最終定理
1616年(イギリス)

ウォリス(~1703)

  • ウォリスの公式
  • ウォリス積分
1620年(デンマーク)

メルカトル(~1687)

  • メルカトル級数
1623年(フランス)

パスカル(~1662)

  • パスカルの三角形
  • パスカルの定理
1638年(イギリス)

グレゴリー(~1675)

  • グレゴリー級数
1640年頃(日本)

関 孝和(~1708)

  • 算法の発展
1646年(ドイツ)

ライプニッツ(~1716)

  • ライプニッツ級数(1674)
1647年(イタリア)

チェバ(~1734)

  • チェバの定理(1678)
1652年(フランス)

ロル(~1719)

  • ロルの定理(1690)
1654年(スイス)

ヤコブ・ベルヌーイ(~1705)

  • ベルヌーイ試行
1661年(フランス)

ロピタル(~1704)

  • ロピタルの定理
1667年(イギリス)

ド・モアブル(~1754)

  • ド・モアブルの公式
1680年(イギリス)

マチン(~1751)

  • マチンの公式
1685年(イギリス)

テイラー(~1731)

  • テイラーの定理
  • テイラー級数(テイラー展開)
1698年(イギリス)

マクローリン(~1746)

  • マクローリン級数(マクローリン展開)
1700年(スイス)

ダニエル・ベルヌーイ(~1782)

  • サンクトペテルブルグのパラドックス(1738)
18世紀
1702年(イギリス)

ベイズ(~1761)

  • ベイズの定理
1707年(スイス)

オイラー(~1783)

  • オイラーの公式
  • オイラーの多面体定理
1710年(イギリス)

シンプソン(~1761)

  • シンプソンの公式
1717年(フランス)

ダランベール(~1783)

  • ダランベールの収束判定法
1736年(フランス)

ラグランジュ(~1813)

  • ラグランジュの補間公式
1768年(フランス)

フーリエ(~1830)

  • フーリエ級数
1777年(ドイツ)

ガウス(~1855)

  • 合同式
  • 代数学の基本定理
1789年(フランス)

コーシー(~1857)

  • コーシーの収束判定法
  • コーシーの平均値の定理
  • コーシー・リーマンの方程式
19世紀
1806年(イギリス)

ド・モルガン(~1871)

  • ド・モルガンの法則
1811年(フランス)

ガロア(~1832)

  • ガロア群
1826年(ドイツ)

リーマン(~1866)

  • リーマン予想
1854年(フランス)

ポアンカレ(~1912)

  • ポアンカレ予想
20世紀~
1906年(チェコ)

ゲーデル(~1978)

  • 不完全性定理
1910年(ドイツ)

コラッツ(~1990)

  • コラッツの予想
1953年(イギリス)

ワイルズ

  • フェルマーの最終定理の証明